AIプログラミングツール「Cursor」の親会社であるAnysphereは、23億ドル(約1632億人民元)のシリーズD資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。これにより、資金調達後の評価額は293億ドル(約2079億人民元)に上昇し、AIプログラミングツール分野におけるリーディングポジションをさらに強化しました。

木曜日に公開されたブログ投稿で、Cursorは今回の資金調達が新しい投資家であるCoatueと既存投資家であるAccelによって主導され、またNvidiaGoogle(Alphabet傘下)も新たな投資家として参加し、同社にとってより強力な技術的およびエコシステム上の支援を提供したと述べました。

ハッカー、コード、プログラマー

1年間に3回の資金調達、合計調達額は33億ドルを超え

今回の資金調達は、Anysphereが過去1年間で行った3回目の資金調達です:

  • 2024年12月: 1億0500万ドルのシリーズBを完了し、資金調達後の評価額は26億ドルとなりました。

  • 半年後: 9億ドルのシリーズCを完了し、資金調達後の評価額は99億ドルに上昇しました。

  • 今回: 23億ドルのシリーズDを完了し、評価額は293億ドルに急騰しました。

1年間で、Cursorは合計33億0500万ドル(約2345億人民元)

R&Dへの継続的な投資、AIプログラミング能力の向上

Cursorは、コードの自動生成・完成・協働作業を可能にするAIツールの開発に注力しており、「開発者向けの次世代AIプログラミングパートナー」としての位置づけをしています。同社は、シリーズD資金は主に技術研究開発や製品機能のアップグレードに使用され、より強力なコード推論、プロジェクト間の協働、企業での展開能力の加速を目的としていると述べました。