日本内閣府は8月18日に生成AI開発者向けのガイドライン案を公表し、開発者にトレーニングデータおよび収集方法の開示を求める。この案は、開発者が知的財産権を適切に利用し、技術革新を促進する一方で、クリエイターの権利を保護するバランスの取れた枠組みを構築することを目的としている。

このガイドライン案には法的拘束力はなく、AI開発者に対して透明性を保ち、トレーニングデータの収集方法を明確に説明することを強く求めている。また、著作権のある資料である漫画、音楽、映画などがトレーニングデータに含まれているかどうかを開示することを奨励し、トレーニングデータに生成内容と類似した著作権を持つ作品が含まれている場合、ユーザーに通知するための内部通知システムの構築を義務付けている。

この柔軟な規制は、著作権に敏感な日本のコンテンツ業界において、AI企業が「ブラックボックスでのトレーニング」を行う空間が次第に縮小されていることを示している。