Figmaは、新規のAI画像編集機能を正式リリースしました。フリーハンドツールを使用してオブジェクトを一括削除・隔離できるほか、背景の自動拡張やテキストなしでの照明・カラーマイナス調整が可能です。新しいツールセットは、Figma DesignとDrawでまず導入され、2025年に全プラットフォームに拡大されます。

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フリーハンドツール2.0: オブジェクトをワンクリックで削除、隔離して背景を破損させない  

- フリーハンドツールで対象を選択→「Remove」で直接削除、または「Isolate」で移動し、背景や色などの属性は変化しません  

- 文字の説明が不要で、モデルが自動的にピクセルを補完します。製品画像や人物ポスターなど、迅速な二次創作に適しています。

 画面拡張: 1×1秒で横長に、AIが自動的に背景を補完  

- 適用場面: 正方形のクリエイティブをWeb横幅やスマートフォンのポスターに拡張し、システムが両側の背景と要素を自動的に補完します  

- 技術基盤: 生成モデルとピクセルレベルの修復を統合し、重複したクロッピングや手動のアライメントを回避します。

 無指示微調整: 照明、影、色温度をワンタッチで調整  

- 対象を選択→サイドバーから照明、影、色温度、焦点を直接調整できます。コマンドの入力は必要ありません  

- ブランド資料のさまざまなメディアのカラーパラメータへの迅速な適合に適しています。

ツールバーの整理: 背景を削除ボタンが中央に配置  

- すべての画像編集機能を左側のツールバーに統一し、「Remove Background」ボタンが目立つようにしました  

- Figmaによると、背景を削除はプラットフォームで最も頻繁に行われる操作であり、新しいデザインにより操作経路が大幅に短縮されます。

展開と競合  

- 配信: 本日からFigma DesignとDrawユーザー向けに配信開始され、2025年には全製品ラインにカバーされます  

- 類似製品: AdobeとCanvaは数年前からオブジェクトの除去機能を提供しています。Figmaは今回の機能でその欠点を補い、「テキストなしでの調整」という差別化された体験を強調しています  

- ChatGPTとの連携: Figmaは10月のChatGPTプラグインの最初のパートナーの一つです。新機能がOpenAIエコシステムに同期されるかどうかは未定です。

今後の予定: API開放 + 企業版のバッチ処理