Cloudflareは、米国東部時間の火曜日午前4時30分頃、グローバルネットワークが「脅威トラフィックによる自動生成設定ファイル」の数が予想を上回ったことにより、トラフィック処理システムがクラッシュし、ChatGPTやX、Spotify、Uber、アメリカエネルギー規制機関など多くのサービスが中断されたことを確認しています。

障害のピーク時には、Downdetectorに210万件を超える異常報告が寄せられました。Cloudflareは午前6時42分に修復措置を実施し、約6時間以内にコアサービスを復旧させました。ニューヨーク時間の午前10時時点で、ChatGPTとXは正常にアクセスできるようになりました。企業側は、この出来事とネットワーク攻撃や悪意ある活動との関連性は現時点では証拠がないと強調しており、今後ブログで詳細な技術分析を公開する予定です。このニュースの影響で、Cloudflareの株価は取引開始前に7％以上下落しましたが、サービスの復旧とともに下落幅は縮小しました。