2025年、韓国のモバイルアプリエコシステムは歴史的な転換点を迎えた。最新のデータによると、YouTubeは4,813万人の月間アクティブユーザー(MAU)を記録し、国内のソーシャル大手であるKakaoTalk(4,635万MAU)と総合ポータルNaver(4,494万MAU)を大きく上回り、初めて韓国で最も頻繁に使用されるモバイルアプリとなった。この変化は動画コンテンツ消費の完全な主流化を示すだけでなく、韓国のデジタルライフの中心が即時コミュニケーションや情報集約から没入型エンターテインメントや知識取得への深い移行を反映している。

一方で、別の破壊的力が静かに台頭しつつある。ChatGPTは年間平均MAUランキングで27位(約998万)にとどまっているが、その成長勢いは爆発的である。2025年の年間新規インストール数は1,600万回に達し、すべてのアプリの中で首位を維持している。また注目すべきは、12月の月間MAUが前年比で341%も急増し、韓国市場においてAIアプリの導入速度では珍しい記録を達成したということである。このデータは重要なトレンドを示している。生成型AIは早期の試験段階から迅速に大衆の日常的な使用シーンへと進んでいる。

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ChatGPTの急速な普及は、同時期の他の人気アプリよりも大幅に早いペースである。その成功は、グローバルな技術トレンドの推進に加え、ローカライズ戦略とユーザーのニーズとの高い一致があるためである。教育、職場効率、創造的補助、日常会話など多様なシナリオにおいて、韓国のユーザーはChatGPTを不可欠なスマートなパートナーとして見ている。このような「低ハードル・高価値」の体験により、MAUの基数がまだトップアプリに及ばない状況でも、極めて高い新規インストール率と爆発的な月間成長を示し、2025年の韓国デジタルエコシステムにおいて最も無視できない要因となっている。

YouTubeの首位獲得とChatGPTの急成長は、韓国のモバイルインターネットの新しい姿を描き出している。一つはコンテンツ消費の深層的なビデオ化であり、もう一つはインタラクション方法の知能化の飛躍である。これらの二つのトレンドは並行して進行しており、今後のアプリ競争の核心が機能やトラフィックだけではなく、ユーザーの認知と生活習慣にどれほど深く埋め込まれているかにかかっていることを示している。