8月1日、オンライン協働デザインプラットフォームのFigmaはようやくニューヨーク証券取引所に上場し、長期間続いていたIPOの遅延を終えた。市場の今回の上場への反応は熱烈で、Figmaの株価は開始直後に急騰し、途中で値動きが大きすぎて取引が一時停止するほどだった。これは投資家の関心の高さを示している。

FigmaのIPO価格は1株あたり33ドルで、会社と既存の投資家はこの公開発行を通じて数十億ドルを調達した。初日の株価は101ドルから124ドルまで大きく変動し、最終的に115.50ドルで取引を終え、企業の時価総額は470億ドルに達した。これは2023年にAdobeが買収を提示した際の200億ドルの評価額を大幅に上回り、後者の買収案は規制上の理由で最終的に取り消された。

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IPOの人気は取引終了後も続き、多くの投資家がSNSのXで投稿し、「1株だけ割り当てられた」「17株しかもらえなかった」と語る一方、Robinhoodの注文画面のスクリーンショットを添えて投稿し、広範な注目と議論を引き起こした。これは今回のIPOの市場の熱狂的な状況を間接的に示している。

Figmaの成功した上場は、製品およびコミュニティにおける強力な魅力を示すだけでなく、資本市場がデザイン系SaaSプラットフォームの将来の成長可能性に対して高い認識を持っていることを示している。