グーグルの計算リソースの請求書は、驚くほど急激に上昇しています。アルファベット第二四半期の財務報告によると、資本支出は前年同期比で100%増加し、記録的な4492億ドルとなりました。このペースで年換算すると、年間の支出は1800億ドルに迫っています。しかし本当の物語は、この金額の背後にある、ますます速く回る収益を生む機械です。

第二四半期におけるグーグルの売上高は前年同期比24%増の1198億ドルとなり、分析家の予想である約1169億ドルを上回りました。最も目を引いたのはGoogle Cloudで、売上高は82%増の248億ドルに達し、運営利益率はほぼ倍増して35.6%となりました。現在の受注残高は5140億ドルに達しています。Geminiも進展を示しました。月間アクティブユーザー数は9億5000万人に達し、モデルAPIが1分間に処理するトークン数は220億に達しています。クラウドビジネスは膨大な需要を受け止めながら、利益空間を広げています。それがグーグルが資本支出を倍増できる直接的な自信となっています。
このAIインフラストラクチャの波はグーグルだけではありません。モーガン・スタンレーは、超大規模クラウドサービスプロバイダーの資本支出が2026年の約8000億ドルから2027年の1兆2000億ドルへと跳ね上がるとしています。ゴールドマン・サックスの研究では、2026年の推定額は7650億ドルで、2031年には1兆6000億ドルになるとされています。マッキンゼーの見方ではさらに過激で、2030年までに関連する資本支出総額は6兆7000億ドルに達し、そのうち単なるAI向けデータセンターだけで5兆2000億ドルを占める見込みです。一つの企業が四半期ごとのキャップエクスを倍増させ、クラウドの利益率も倍増させるという状況において、それは一、二四半期のリターンを賭けているのではなく、AIによって再構築されるインフラストラクチャのサイクル全体を賭けているのです。
