5月6日、フィナンシャル・タイムズの報道によると、国家集成电路産業投資基金(「国家大基金」)はDeepSeekの初回資金調達について交渉を進め、今回の投資を主導する見込みで、評価額は450億ドル近くに達するとされている。この評価額は数週間前には200億ドル前後だったが、これにより市場がその技術路線と潜在的な商業価値を急速に再評価していることが示されている。
報道では、DeepSeekは現在も大規模モデルの開発を核心としており、商業化の進展はまだ限定的であるものの、投資家たちは長期的な成長見通しに対して楽観的であると指摘されている。今回の資金調達には国家大基金に加え、騰訊(テンセント)などの中国テクノロジー企業も関与しているとの噂があるが、最終的な投資家のリストは確定していない。
中国半導体分野において最も代表的な国家資本プラットフォームである国家大基金は、2024年に約470億ドルを調達し、資金は財政部、地方政府および国有銀行システムから供給されている。同基金は長期間にわたりチップ製造装置や材料など重要な側面に焦点を当てており、過去には中芯国際(SMIC)、長江ストレージなどの主要な製造企業への投資を行っている。もし今回の投資が実現すれば、これは同基金が初めて公的に本土の大言語モデル分野に進出することになる。
この取引が完了すれば、国家レベルの資本が生成型AIの基礎モデル分野に体系的に参入するという意味合いを持ち、中国AI産業が計算力と製造面からモデル層へと広がる協調的な展開を促進し、技術と資本の連携効果を強化する可能性がある。
