世界中の大規模モデル競争が白熱化する中、常に「自給自足」を貫いてきた国内のAIリーダー企業であるDeepSeek(ディープ・クエスト)から、重要な資金調達の動きが伝えられた。

関係者によると、幻方量化によって育成されたDeepSeekは、設立以来初めて外部からの株式投資を募集している。今回の資金調達では3億ドル以上の資金を調達する予定で、会社の後発評価額は100億ドルを超える見込み(約681.8億元)である。この動きは、これまでベンチャーキャピタルの誘いを何度も断っていた技術の「ハードコア」な会社が、ようやくグローバルな大規模モデルの資金戦略に参入したことを示している。

DeepSeekの歩みを振り返ると、豊かな資金背景があったため、初期の研究開発において非常に余裕を持って進めた。親会社である幻方量化的な財力により、2025年初頭にDeepSeek-R1などのモデルが優れた推論性能で世界を驚かせ、中国の汎用人工知能の実力を象徴する存在と見なされていた。しかし、研究の深さが増すにつれて、たとえ頭部の「黒馬」としても現実的な課題に直面することとなった。

分析によると、DeepSeekの今回の資金調達への転向は、二重の圧力によるものと考えられる。一つは、次世代のV4モデルの開発に伴う計算能力への投資や上級人材の需要が指数関数的に増加し、単独での運営は難しくなっていること。もう一つは、最近、会社の中心的研究者がテクノロジー大手に引き抜かれ、資本操作を通じて報酬体系を最適化し、核心技術チームを安定させる必要があることである。

世界全体を見ると、AI分野の資金門檻は急速に高まっている。2026年の初め、OpenAIとAnthropicはそれぞれ8,520億ドルと3,800億ドルの評価額を記録し、新たな記録を打ち立てた。その点では、中国市場は第1四半期に汎用大規模モデルの資金調達額が一時的に減少したものの、資金は頭部プレイヤーに集中しつつある。ステップスターが最近50億元の資金調達を完了し、智譜AIやMiniMaxが香港株式市場で活発な動きを見せていることは、資本が無作為な追従から技術的障壁や商業化の見通しを深く検討する方向へとシフトしていることを示している。