AIデスクトップエントリーポイントの争いは、ようやく3つの主役がそろった。

グーグルは4月15日にMacネイティブ版Geminiアプリを正式にリリースし、これによりOpenAI、Anthropic、グーグルの3つのAIサービスすべてがMacプラットフォームに登場した。このタイミング自体が何を示しているかというと、誰もがデスクトップ端末で存在感を示したかったということだ。

このアプリは100% Swiftネイティブで開発されており、苹果デバイス専用に最適化されているため、単なるウェブ版のラッピングではない。インターフェースの体験にも多くの工夫がなされている。Option + Spaceキーを押すことでミニチャットウィンドウを呼び出し、Option + Shift + Spaceキーを押すとフル画面のインターフェースを開くことができる。ブラウザタブの切り替えは一切不要で、メニューバーのアイコンやDockからも素早く起動できる。頻繁にAIを使用するユーザーにとって、このような「いつでも呼び出せる」操作ロジックは、毎回ブラウザを開くよりもずっと使い勝手が良い。

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機能面では、画面認識が特徴の一つである。ユーザーが許可を出した後、Geminiは現在表示されている画面の内容を直接読み取ることができ、文脈に基づいた補助を提供する――会議中、ドキュメントを作成したり、資料を検索しているとき、それがあなたが何をしているのかを「見ている」ことができる。また、さまざまな音声読み上げの選択肢や、ミニチャットの定時リセットなどのカスタマイズ設定もサポートしている。

価格については、基本機能は無料だが利用枠が限られている。有料プランは3段階に分かれている:AI Plusは月額7.99ドル、AI Proは月額19.99ドル、最高ランクのAI Ultraは驚くほど高額で249.99ドルと、価格の幅は非常に広い。システム要件はmacOS 15 Sequoia以上である。

注目すべきは、グーグルがこのアプリの位置づけについて明確に述べていることだ。「デスクトップアシスタント」であり、単なるチャットツールではない。公式には、これはパーソナライズされた、能動的なデスクトップアシスタントを構築する第一歩であり、今後の数ヶ月でさらに多くの機能アップデートがあると述べている。

OpenAIやAnthropicがすでにMac端末に先んじて展開していたことと比べると、グーグルは今回の参入は少し遅れたが、明確な差別化戦略を持ってきた。デスクトップAIエントリーポイントという土地は、3社とも旗を立てた。その後は、誰が実際にユーザーを引き留められるかの競争になるだろう。