企業向けワークフローソフトの巨頭であるServiceNowは、先日、トップクラスのAI研究所であるAnthropicと長期間にわたる戦略的協力を開始したことを発表しました。一週間前には、OpenAIとの提携を発表したばかりで、この一連の動きは同社がオープンで多モデルの企業向けAIエコシステム構築に全力を注いでいることを示しています。
協力内容によると、AnthropicのClaudeシリーズモデルは、ServiceNow AI駆動型ワークフロープロダクトの「最優先モデル」として採用されます。さらに重要なのは、ClaudeがServiceNow Build Agent(エージェント構築ツール)のデフォルトエンジンとして設定されていることで、開発者がより効率的にエージェントワークフローおよびアプリケーションを作成するのを支援することを目的としています。
また、この提携はServiceNow内部にも恩恵をもたらします。同社は世界中の2万9,000人の従業員にClaudeを導入し、エンジニアチームにはAnthropicが提供するAIプログラミング製品であるClaude Codeを導入する予定です。これにより、「空気プログラミング(vibe-coding)」を通じて開発効率を向上させることを目指しています。
OpenAIとAnthropicの両社と同時に提携していることについて、サービスの衝突が生じる可能性があるのではないかという質問に対して、ServiceNowの最高運営責任者であるAmit Zaveryは非常に冷静な態度を取りました。彼は、企業顧客にとって多様なモデル選択の必要性があり、特定のタスクに最も適したツールを選択できるようにするためであると述べました。ServiceNowの役割は、ガバナンス、セキュリティ、監査可能な前提条件下で、顧客に最適なビジネス成果を提供することであると語っています。
ポイント:
🤝 ServiceNow はOpenAIとAnthropicとそれぞれ提携し、明確に「マルチモデル」戦略を推進しており、技術の束縛を拒否しています。
🤖 Claude は、ServiceNowのエージェント構築ツールのデフォルトモデルとなり、企業向けワークフロープラットフォームに深く統合されています。
💻 内部ではAIを全面的に受け入れており、2万数千人の従業員がClaudeによって日常業務やソフトウェア開発の効率を向上させます。
