1月13日、AI生成コンテンツを完全に禁止したイラストサイトTEGAKI(てがき、手描きの意味)が正式にリリースされました。このPixivのようなクリエイティブプラットフォームは「AI不可」の特徴から日本のクリエイターに大好評で、リリース当日に登録ユーザーが5000人を超え、予想されていた50人に遠く及ばず、サイトがクラッシュしました。掲載時点ではTEGAKIはメンテナンス中で、再開時期は未定です。
TEGAKIは独立エンジニアでありアーティストのTochiによって開発され、人類の創作芸術の「安全港」をコンセプトとしています。伝統的なアートやデジタルアートに関わらず、AIによる生成や補助創作の画像は一切禁止されています。コンテンツの純粋性を確保するため、プラットフォームには厳格な認証システムが備えられており、クリエイターは作業動画と作業ファイルを提出して作品が手書きであることを証明しなければなりません。

AI学習防止において、TEGAKIは複数の対策を講じています。GPTBot、CCBot、Google-Extendedなどの主要なAIクローラーのアクセスを禁止し、すべてのページにメタタグを設定してAIの学習を防ぎ、不審な一括アクセスをブロックしています。また、画像のダウンロードを防ぐために右クリックやドラッグ機能を無効化しています。
注目すべきは、TochiがTEGAKIが「AI技術そのものを否定しているわけではない」と強調していることです。サイトの開発、運用、保守の過程でAIコードも使用されています。「技術は道具であり、どのように使うかはそれぞれの個人次第だと考えています」とTochiは語っています。TEGAKIを開発したきっかけは、手描きや伝統的な制作方法を好む人々のために交流のプラットフォームを作り、安全な環境を提供することでした。
この出来事は、AI生成コンテンツが伝統的な創作分野に与える影響、そしてアートクリエイターが著作権や創作空間の保護に対する強い要望を示しています。TEGAKIの人気は、AIアートが溢れる現在において、純粋な人間の創造物が依然として独自の価値と市場ニーズを持っていることを示しています。
