スマートスケールAIの上場に続き、中国の大規模モデルのスター企業が香港株式市場に上場した。ミニマックス(上海シーユー科技)は本日暗証取引で株価が15%以上上昇し、最高で199.8HKドルに達し、発行価格の165HKドルを大幅に上回り、時価総額は約600億HKドルに近づいた。今回のグローバル公開発行では2,538万9,200株を発行し、41.89億HKドル(約5.36億米ドル)を調達した。資金は主に大規模モデルの研究開発、計算力インフラストラクチャの構築、およびグローバルな業務拡大に使用される。

 投資家からの注目:国内大規模モデルが「価値実現」の段階へ

ミニマックスの強力な暗証取引の結果は、資本市場が国内大規模モデルの技術力と商業化の見通しに対して高い認知を持っていることを示している。国内の大規模モデルの第一線の代表として、ミニマックスはMoE(混合エキスパート)で知られており、オープンソースモデルはHugging Faceや魔搭などのプラットフォームで開発者から人気を集めている。また、非公開APIサービスはゲーム、SNS、金融、スマートハードウェアなど複数の業界にカバーされている。

今回のIPOによる資金は次の点に重点的に投入される:

- 次世代のマルチモーダル大規模モデル(テキスト、音声、画像、動画を統一して理解可能);

- 自社開発のAIチップと国内の計算力との適合性を高め、海外GPUへの依存度を低下させる;

- 海外の開発者エコシステムの構築を推進し、モデルの海外展開を促進する。

 スマートスケールAIと並ぶ、国内大規模モデルの「二頭馬」構図が形成されつつある

今週、スマートスケールAI(02513.HK)も香港株式市場に上場し、初日の終値は3%上昇した。両社はともに大規模モデルの分野に属するが、戦略には若干の違いがある:

- ミニマックス:より高い同時アクセス数と低遅延の汎用AIサービスに焦点を当てており、音声合成、対話理解、エッジ側の配置が得意である;

- スマートスケールAI:知識集約型のシーン(例えば研究、金融、政府業務)に焦点を当てており、GLMシリーズは論理的推論とコード生成において優れた性能を発揮している。

この二社が連続して成功裏にIPOを果たしたことは、中国の大規模モデルスタートアップ企業が「技術検証期」から「商業化加速期」へと移行していることを示しており、資本市場の信頼感が顕著に向上している。

 AIbaseの観察:高評価の背後にある課題

暗証取引での好成績にもかかわらず、ミニマックスは三つの課題に直面している:

1. 紙面利益の圧力:大規模モデルの研究開発に膨大な費用がかかるため、API呼び出し量を持続可能な利益にどう変換するか?

2. 国際的な競争:OpenAI、Anthropic、Googleは継続的にモデルを更新しており、閉鎖型モデルの性能差はまだ存在している。

3. エコシステムの構築:オープンソースモデルは人気があるが、どのようにして「無料利用」を防ぎ、商業的な還元を実現するか?