Poeは木曜日に、開発者がさまざまなモデルやロボットに簡単に接続し、自分のアプリケーションに強力なAI機能を提供できるようにするための開発者APIをリリースしました。このAPIは追加料金が不要で、使用状況はPoeの既存のポイントサブスクリプションプランで追跡され、各モデル呼び出しには一定数のポイントが消費されます。
具体的には、Poeが提供するサブスクリプションプランには、月額4.99ドルのベーシックプラン(毎日10,000ポイント)、月額19.99ドルのスタンダードプラン(月間100万ポイント)、月額49.99ドルのアドバンスドプラン(月間250万ポイント)、月額99.99ドルのプロフェッショナルプラン(月間500万ポイント)、月額249.99ドルのエンタープライズプラン(月間1,250万ポイント)があります。また、開発者は30ドルで100万ポイントを追加購入でき、ポイントは固定パッケージで販売されておらず、ユーザーは必要に応じて任意の金額を支払い、対応するポイントを取得できます。
このAPIを通じて、Cursor、Cline、Continue、Rooなどのツールをサポートできます。これらのツールはOpenAIと互換性のあるチャットコンプリーションAPIと併用できます。現在、Poeはテキスト、画像、動画、音声生成を含む100種類以上のマルチモーダルモデルを提供しており、Imagen4、GPT Image1、Flux Kontext、Seedream3.0、Veo3、Runway Gen4Turbo、Kling2.1、ElevenLabs、Lyriaなどが含まれます。
Poeの製品責任者であるGareth Jones氏はTechCrunchの取材に対して、「現在、私たちは開発者がPoeで構築したプライベートロボットをAPIを通じて使用できるようにすることに取り組んでいます。また、開発者向けにより良いAPIキー管理機能を提供することも検討しています」と語っています。
このAPIは開発者にとって多くのモデルの利用方法を提供しているものの、Poeは同時に消費者向けツールもリリースしています。今年初めに、会社はユーザーが簡単にAI駆動のアプリケーションを作成できる新しい方法を導入し、サーバー用ロボット、プロンプトロボット、画像生成ロボットのテンプレートを提供しています。
現在、開発者はモデルの使用を手動で選択および管理しなければなりません。Jones氏は、開発者のフィードバックをもとに今後の予算管理機能の追加を検討すると述べています。
ポイント:
🌟 PoeがAPIをリリースし、開発者は多様なAIモデルに簡単にアクセスできます。
💰 サブスクリプションポイントプランにより、ユーザーは異なるプランを選択できます。
📈 100種類以上のマルチモーダルモデルをサポートし、AIアプリケーション開発を支援します。