IBMは先日、プレスリリースを発表し、新型FlashCore Moduleストレージディスクと新型Storage Defenderソフトウェアを発表しました。これらを組み合わせることで、お客様はサイバー攻撃やランサムウェアへの検知と対応能力を向上させることができます。既存のFlashSystem製品は、転送パフォーマンスに影響を与えることなく、すべての着信データをスキャンし、適切なセキュリティ保護を提供します。新たに発表されたFlashCore Module 4は、新しいAIモデルを導入することで、各I/Oから収集された統計データを継続的に監視し、ランサムウェアによるデータ暗号化開始などの異常を検出します。実証実験では、WannaLaughというランサムウェアシミュレータを1分以内に検出することに成功しました。また、最新バージョンのストレージ防御ソフトウェアStorage Defenderは、コアとなる脅威検知機能を拡張し、ワークロードとストレージインベントリ管理機能を追加しました。これにより、お客様はアプリケーションとデータの範囲を評価し、攻撃を受けた後の迅速な復旧に役立ちます。
IBM、AI搭載SSDを発表:60秒でランサムウェアを検知・消去
