8月17日、アリババは自社開発のAI音楽生成モデル「HappyShrimp(中国語名:快樂虾米)」の1.0バージョンを正式にリリースしました。このモデルは従来のAI音楽ツールで求められていた「タグ入力」の専門的なハードルを打ち破り、初めて日常的な自然言語を用いて作詞・作曲・編曲から歌唱に至るまでの一連の創作プロセスを駆動することに成功しました。これにより、一般ユーザーでも高品質なオリジナル音楽を制作することが可能になります。

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市場に出ている多くのAI音楽ツールが「Lo-fi R&B」「808ドラムビート」などの専門用語を積み重ねて使用する必要があるのに対し、HappyShrimpは音楽を「文法・意味・文脈を持つ特別な言語」として捉え、エンドツーエンドのフルカバー生成技術を採用しています。これにより、複数モジュールを組み合わせた際の作詞と作曲の不一致や聴感の断絶といった問題を回避できます。実験ケースでは、ユーザーが「魅影が放棄された時の独白」と入力しただけで、管風琴の雰囲気の構築、男声によるゆっくりとした物語、そしてクライマックスでの悲しみのトーンなど、すべての構造設計を自動的に完了させました。詞と曲がうまく調和し、没入感があります。

また、このモデルの核心的な能力は、複雑な指示を正確に制御できる点にもあります。「1970年代のソウルミュージック、黒人男性ボーカル、レコードのような温かみのある質感」といった要件を入力すると、モデルが生成した音声は18秒目に厚みがありリアルなボーカルを示し、トーンの滑らかさはプロの歌手に近いです。また、「レーシング映画のテーマ曲、男女ラップ対唱」というシーンに応じて、ハンス・ジミーの映画音楽スタイルに合致するだけでなく、弦楽器の段階的な進展や男女の声の交錯によって、レースの緊張感を再現しています。

リリース当日、HappyShrimpは太合音楽グループと戦略的協力を締結し、音楽産業生態系の構築、AI音楽プラットフォームの運営、音楽人の共同創造などについて探求を進めることになりました。さらに、このモデルは2026年8月28日から30日にかけて開催される「アーリア・シャミ音楽祭」に登場し、音楽祭をインスピレーションとして制作されたテーマの雰囲気音楽を現場で発表する予定です。