OpenAIは6月25日に報告を発表し、自社のスマートエージェントAI製品であるCodexが2025年8月以降で驚くべき成長データを示していることを明らかにした。個人ユーザーの利用量は137倍に増加し、組織ユーザーは189倍、OpenAI内部での利用量も12倍に増えた。これにより、Codexのユーザー層は専門の開発者からより広範な一般ユーザーへと急速に拡大している。

非技術ユーザーが成長の主力となり、長期間のタスク処理能力が際立つ

OpenAI内部では現在、97.9%の従業員が日常的にCodexを使用しており、2025年8月時点では約40%だった。外部組織における浸透率も17.3%まで上昇し、その伸びはさらに加速している。全体として、2026年上半年にスマートエージェントAIを活用するアクティブユーザー数は5倍以上増加し、その中で最も速い成長を遂げているのはソフトウェア開発者以外の非技術ユーザーである。

OpenAIはまた、CodexがスマートエージェントAIとして持つ長期的なタスクを継続して処理する独自の能力を指摘している。2026年年初より、少なくとも人間が8時間以上かけて完了するタスクを提出したCodexユーザーの割合はほぼ10倍に増加し、この製品が補助ツールから独立して「作業」を行う協力的な役割へと急速に進化していることが示されている。

このデータの背景には、AIプログラミングツール市場が深刻なユーザー構造の変化を経験しているという現実がある。かつて開発者を中心に据えていた分野は、今やより広範なオフィスシーンや一般ユーザーのニーズによって再定義されつつある。プログラマーではない人も自然言語でAIを駆使して複雑なタスクを完遂できるようになった今、Codexの成長曲線はAIの民主化の第一歩に過ぎないかもしれない。