AIbaseの報道によると、12月19日に国家言語資源監測・研究センター、商務印書館、新華網が共催した「漢語ダッシュボード2025」イベントにおいて、注目を集めた2025年の国内語・語彙が北京で正式に発表されました。「ディープシーカー(DeepSeek)」は、人工知能分野での画期的な進展と高い社会的議論を背景に、2025年の「年間国内語」として選ばれました。一方、「年間国内字」は「韌(じん)」が選出されました。

今年は「漢語ダッシュボード」イベント開催20周年を迎えます。この選定は、語料庫のビッグデータを基にした抽出、ネットユーザーの推薦、専門家による評価など複数のステップを経て行われ、中国の視点から社会の変化や技術の飛躍を言葉で正確に表現することを目的としています。主催者らは、「ディープシーカー(DeepSeek)」の選出は、昨年の間に国産の大規模モデルが人々の心に深く刻まれたことを示すだけでなく、科学技術が生活を記録し、時代を描写する重要なツールであることを示していると述べています。また、「韌(じん)」という文字は、現在の社会が示す強靭な生命力と発展の柔軟性を深くまとめています。
今後、このイベントは漢語というメディアを通じて、文化継承や文明の交流に言葉の力を貢献し、世界に向けて中国の声を届けていきます。
