百度は第3四半期の収益が312億元(約46億米ドル)で、前年同期比7%減少したが、AI関連事業が初めて分離して公表された結果、高い成長率を記録した。スマートクラウドインフラは42億元(+33%)、AIアプリケーションは26億元(+6%)、AIネイティブマーケティングは28億元(+262%)で、3つのセグメントの合計は96億元となり、前年同期比50%を超える増加を達成し、オンラインマーケティング収入の18%の減少を相殺した。

自動運転モビリティプラットフォーム「ロボット・クーパー(ロボカッパ)」の四半期注文数は310万件に達し、前年同期比212%増加し、累計で22都市で運用され、総走行距離は2億4000万キロメートルを超えている。李彦宏氏は財務電話会議で、「2025年から業界は『価値実現の年』に入る」と述べ、百度は今後内部のAI能力を政府や企業顧客に拡大し、AIクラウドとネイティブマーケティングサービスの商業化規模を拡大していく予定であると語った。