汎用身体知能ロボット会社「Wujie Power(無界動力)」は、3億元のシード資金調達を完了したことを発表しました。このラウンドはシエシュウ・チャイナとLinear Capitalがリードし、高嶺キャピタル、地平線、華業天成、Zhongding Capital、BVバイドゥ・ファンディングなどが参加しました。同社のシード+シリーズの資金調達はほぼ完了しており、累計調達額は5億元を超えています。

無界動力は2025年に設立され、本社は北京にあり、ロボットの「汎用脳」と「操作知能」の構築に注力しています。手・目・脳の協調という重要な課題を克服し、グローバルな顧客にソフトウェアとハードウェア一体型の身体知能ソリューションを提供しています。

顔認識ロボット1

創業者兼CEOの張玉峰氏は、地平線で副社長およびスマートカー事業部長を務めた経験を持ち、スマートドライビングアルゴリズムの研究開発および実用化における豊富な経験があります。彼は、「今回の資金調達は、『基礎モデルの開発と専門モデルの実装』の二つの側面を加速させ、顧客に即時の価値を提供するとともに、汎用操作脳の長期的な進化を推進するものである」と語っています。

地平線の創業者兼CEOである余凱氏は、「玉峰は私にとって長年一緒に仕事をしてきた核心的なパートナーであり、彼のチームはスマートドライビング製品の開発から量産への飛躍を実現しました。今や無界動力が身体知能分野で行っている探求は、地平線が掲げる『ソフトウェアとハードウェアの協調によってインテリジェントな時代を駆動する』理念と非常に一致しています。私たちは無界動力を継続的に支援し、汎用身体知能の時代の到来を共に加速させていきます」と評価しています。