2024年、杭州で開催された雲栖大会で盛大な幕開けを迎え、アリババグループCEO兼アリババクラウドインテリジェンスグループ会長兼CEOの呉泳銘氏が基調講演を行いました。大会では、アリババは通義千問の新世代オープンソースモデルQwen2.5の発表など、数々の重要な発表を行いました。このモデルはLlama405Bを上回る性能で、「最強のオープンソース大規模言語モデル」の地位を確立しました。
Qwen2.5シリーズモデルは、様々なサイズの大規模言語モデル、マルチモーダルモデル、数学モデル、コードモデルを含んでおり、各サイズで基本版、指示追従版、量子化版を提供しています。現在までに、通義千問オープンソースモデルの累計ダウンロード数は4000万回を超え、世界をリードするモデル群の一つとなっています。
さらに、通義のフラッグシップモデルであるQwen-Maxも全面的にアップグレードされ、性能はGPT-4oに近づきました。通義の公式ウェブサイトと通義アプリのバックエンドモデルはQwen-Maxに切り替わり、引き続き全ユーザーに無料サービスを提供しています。Qwen-Maxは、理解力、数学力、コーディング能力、幻覚耐性、指示遵守能力などにおいて著しい向上を見せています。
通義万相も全面的にアップグレードされ、映画レベルの高解像度ビデオを生成できる新しいビデオ生成モデルを発表しました。これは、映画制作、アニメーションデザイン、広告デザインなど、多くの分野で活用できます。ユーザーは通義アプリと通義万相の公式ウェブサイトで、テキストからビデオ、画像からビデオの機能を無料で体験できます。
アリババクラウドの通義灵码も大幅なアップグレードを受け、ニーズの理解、タスクの分解、コードの記述、バグの修正、テストなどの開発タスクを実行できるようになり、アプリケーション開発の効率が大幅に向上しました。
最後に、アリババクラウド百煉プラットフォーム上の通義千問主力モデル3機種の価格が再び値下げされました。Qwen-Turboは85%、Qwen-Plusは80%、Qwen-Maxは50%の値下げとなり、ユーザーにとって非常にコストパフォーマンスの高いサービスを提供します。同時に、アリババクラウド百煉プラットフォームは、新規ユーザーに5000万トークン以上と4500枚の画像生成枠を無料で提供します。