先日、レノボ中国地区FY25/26会計年度誓師大会が北京で盛大に開催されました。大会で、レノボグループ執行副社長兼中国地区社長の劉軍氏は、レノボの新たな3つのAIサービスブランド、「聯想擎天」、「聯想百応」、「想帮帮」を発表しました。劉軍氏は、この3つのブランドの発表は、レノボが政企、中小企業、個人顧客の3つの市場を網羅するAIサービス分野に本格的に進出することを意味すると強調しました。

AIアシスタント ロボット

画像出典:AI生成画像、画像ライセンス提供元Midjourney

今回の発表で、「聯想擎天」ソリューションとサービス、「想帮帮」は初めて公開されました。「聯想擎天」は政企顧客に焦点を当て、インテリジェントエージェントマトリックス、xCloudインテリジェントクラウド、AIフルサイクルサービス、ESGの4つのソリューションを提供します。

特筆すべきは、今年3月、レノボは武夷山、宜昌市政府と戦略的パートナーシップを締結し、世界初の都市型スーパーインテリジェントエージェントを共同で構築しました。これは、スマートシティを4.0段階にアップグレードすることを目的としています。

個人顧客向けの「想帮帮」は、複数ブランド、複数デバイス、複数シナリオに対応し、AaaS(Agent as a service、エージェント・アズ・ア・サービス)モデルのサービスを提供します。中小企業向けには、昨年11月に発表された「聯想百応」インテリジェントエージェントを提供しています。「聯想百応」もAaaSモデルを採用し、中小企業のIT運用、AIオフィス、AIマーケティングなどのコアニーズに焦点を当て、中小企業向けAIサービス分野のリーディングブランドになることを目指しています。今回の3つのAIサービスブランドの一斉発表は、AI時代におけるレノボの戦略的配置と強い決意を示しています。