企業デザイン分野におけるスタースタートアップ企業であるFigmaは、初期公開(IPO)に向けて重要な一歩を踏み出しました。同社は月曜日に、IPOルートショウを開始したことを発表し、3600万枚以上のClass A株式を発行する予定で、株価の見込み範囲は1株あたり25ドルから28ドルです。この公開には新規市場と既存市場の株式が含まれており、同社にとって約10億ドルの資金調達が見込まれています。
Figmaは、7月28日週にIPO価格を確定させる予定です。Renaissance Capitalの分析によると、もし公開価格が見込み範囲の中間値であれば、Figmaの市場価値は159億ドルに達する可能性があります。
この評価は、2022年9月にAdobeが提示した20億ドルの買収オファー(後日規制的な抵抗により取り消された)よりも低いものの、Figmaの以前の私募時評価である125億ドルよりもはるかに高く、市場がその今後の成長可能性に対して依然としてポジティブな期待を持っていることを示しています。